エトランジエ

一杯の珈琲と一本の煙草とカナビスと

アーティスト

自分はアーティスト気質だと思う。

 

感情が昂ったときに発散する手段が絵だったり音楽だったりする。

 

お酒や異性の体に溺れたりはしないな。

 

タバコは嗜むけど。

 

自分を取り巻く環境に傷つけられて、もっといえば自分を程よく痛めつけられる環境に自らを置いて、

 

ふとしたときに感情が噴火したときの破壊衝動に近いものを例えば音楽にぶつけながらステージで演奏できりゃあ、

 

とても生きてる実感がある。

 

不思議と周りの環境が滞りなく回り回って万事うまくいっていて、むしろそれ以上にポジティブなエネルギーがふつふつと湧き上がっているときは、

 

絵や音楽にぶつけるものはないしアーティストとしての自分は一旦棺桶の中に眠る。

 

この点で私はお金の稼げるアーティストではない自覚はあり、でも芸術は私の一部なので切り離さないようにするための生活を求めて東京を出た。

 

海の外に出て、わかった。

 

私は不幸がないと死んでしまう、

 

アーティストの自分が棺に眠ってしまうから。

 

私はそれと同じくらい幸せがないと死んでしまう、

 

アーティストでない部分の自分がその不幸に無防備で耐えられないから。

 

どれも私なのだ。

 

全て私だ。

 

なんだかな、ジャンクフード中毒みたいで笑った。