エトランジエ

一杯の珈琲と一本の煙草とカナビスと

飽き性な天邪鬼

だと思う 自分の性質が

 

先が見えてきた

辛抱と苦労の末に

 

その途端

飽きた

全部投げ出したくなった

 

意味がわからない

周りは私をとてもよく助けてくれている

 

ただ

ただね

 

たぶん研究じゃない

 

私は芸術家の血が流れている

 

ような気がする

 

根拠のない確信

 

私の表現者としての声は研究ではない

 

気がする

 

嫌いではないが好きでもない

 

今の私のポジションに居たかった人間がどれほど居ただろう

どれほどの人間を私欲のために押しのけて来たんだろう

彼らの屍の上に立っている今

 

なるほど「キャリアを積み上げる」覚悟

 

そんなもん私には気持ちのかけらもない

 

ティッシュに包んでゴミ箱にポイだ

 

音楽と絵の世界に身を投げたい

 

やるなら今だろうね

一歩踏み出す勇気を持っていることは散々証明して来ただろう