飽き性な天邪鬼
だと思う 自分の性質が
先が見えてきた
辛抱と苦労の末に
その途端
飽きた
全部投げ出したくなった
意味がわからない
周りは私をとてもよく助けてくれている
ただ
ただね
たぶん研究じゃない
私は芸術家の血が流れている
ような気がする
根拠のない確信
私の表現者としての声は研究ではない
気がする
嫌いではないが好きでもない
今の私のポジションに居たかった人間がどれほど居ただろう
どれほどの人間を私欲のために押しのけて来たんだろう
彼らの屍の上に立っている今
なるほど「キャリアを積み上げる」覚悟
そんなもん私には気持ちのかけらもない
ティッシュに包んでゴミ箱にポイだ
音楽と絵の世界に身を投げたい
やるなら今だろうね
一歩踏み出す勇気を持っていることは散々証明して来ただろう