エトランジエ

一杯の珈琲と一本の煙草とカナビスと

26年の人生を振り返って

あと1週間近くで誕生日を迎えるので、今までの人生を振り返ってみる。

 

今までを省みて、性格こそ変わったと思うけれど何かしらアクションを起こす時、共通した信念が私の中にある。

 

「反抗」

 

だ。

 

例えば、高校生の時に受験勉強こそ真面目にしたが「いい子」でいることの期待に反抗するためバンドを始め、大学時代は勉強をサボってバンドに打ち込み、

そのまま大学院に進学したものの「皆と同じレールを走っている自分」にぼんやりとした不満を感じてレールに反抗するため海外留学をし、

果ては「就活を通して皆と同じ定規で測られる」ことに対してメラメラと燃え上がる反抗心に従って就活をせずに海外の大学へ進学した。

 

これが結果的に良かったかどうかというと、世間で一般とされるレールにのっとっていれば味わうことのなかった苦労や不安を感じずにはいられない。

 

今のプロジェクトや将来のプランが崩れたらどうしよう、一文無しの無職になってしまうという考えが常に付き纏うのは非常にストレスフルである。

 

それと引き換えに、いちプロジェクトをやり遂げた後は達成感が大きいし、最後まで自分を信じてやりきれたと自信につながる。

 

自分の「反抗」心に従うしか自分が自分でいられないという性質を非常に恨むし、それと同時に勇気のある選択ができる自分を誇らしくも思う。

 

どうやら私が私であるためには、私の中のドグマが叫ぶ反抗的なわがままに付き合ってやらなければならないらしい。

 

私が私の存在を許し、愛せるように。