エトランジエ

一杯の珈琲と一本の煙草とカナビスと

27歳と4ヶ月の哲学

やあ、元気かい?

 

明るい思い出と暗い思い出は何って聞かれたら、なんて答える?

 

暗い思い出しか思い浮かばないって?

 

はは、そりゃあドラマみたいな人生だったんだろうね。

 

暗いどん底から這い上がるときって、どうすりゃいいのかわからないまま途方もない暗闇をただただ歩き続けているようなもんだろう、苦しいよなあ、わかるよ。

 

生来人ってのはそういった孤独を抱えて生きているものなんだと思うんだ。

 

逆に良かった思い出もきっとあるだろう?

 

中学の球技大会に向けて一生懸命バスケを練習していた時とかさ、ライブで出待ちまでして追っかけしていた時とかさ、そんな何気ないもんだよ。

 

何かに夢中になってるときって、寂しさや不安、悲しみなんてどうでもよくなっていたんじゃないかい?

 

楽しい時って孤独を忘れているからあっという間に時間が過ぎてしまうのが残念だ。

 

孤独を忘れられる心地よい時間が、私はね、「幸せ」の本質なんじゃないかと考えているわけだよ。

 

孤独を忘れる方法って沢山あるよ、部屋に転がった漫画を読み漁るとか、誰かとデートするとか、家族や友達のために料理を作るとか。

 

「幸せ」を定義して何を言いたいかというとだね、私はそういうことを沢山やって、「幸せ」だった思い出を両腕いっぱいに抱えて逝きたいって、ただそれだけ言いたかったんだ。

 

逝き方と生き方をね、たった今決めたってだけのことさ。

女は生まれ変われる魔法を持つの

来週5ヶ月ぶりに髪を切りに行くんだ。

 

数年前からずっと理想的な髪型をイメージできていなくって、美容院に行くたびにお任せでお願いしてたんだけど、

 

たぶん来週はやっと、やっとこういう自分に変わりたいっていうイメージを持って行けると思う。

 

なんだか予感がするんだ、

 

やっと根無草のような自分から脱皮できるって。

SNSの整理

エトランジエで自分の考えを観察あるいは整理して

 

もう一個のブログで生活基盤の明るいキラキラした面を並べて

 

その基盤の内膜をnoteでつらつら綴ってみて

 

残りのツールは友達と表面的交流のためでいいや

 

最近あまりにも仕事面と私生活面のトラブルを混同し過ぎたブログ書いて暗くなっちゃったから

 

エネルギーが有り余ってる感じを主にブログに残せるように

 

苦いアクはnoteに吐こうって次第です

自分が誰だかわからなくなってきた

毎日実家で起きて、

顔を洗って、

コーヒーを飲み、

洗濯掃除諸々を済ませ、

食料品等の買い物に行き、

冷蔵庫にしまいながら前日に考えた昼食夕飯の献立を思い出し、

ストレッチをして体をほぐしてから、

台所で家族分のご飯を料理し、

少し落ち着いた午後にやりたいことをやり、

風呂を沸かし、

洗濯物を畳み、

夕飯の準備をし、

何か手伝いたそうにソワソワしてくれている妹に少しのお願いをしつつ、

家族一緒に夕飯を食べたら、

食器を洗い、

ビールを飲み、

酔っぱらった頭で考え事をして、

ベッドに入ってケータイをいじり、

寝落ちして、

 

気付いたらまた朝になっている。

 

たまに手作りのデザートやパンを作る。

 

現在は実質無職なので親のすねかじりだ。

 

在宅だの出社だので話題の尽きない同世代を見ると非常に情けなくなる。

 

現在猛威をふるっている新型の疫病のせいで将来の方向性が見え辛くなり、先月まで手にしていたように見えた可能性が燃えて失くなったような気がするからだ。

 

いや、そもそも方向性可能性云々というのは今までの錯覚だったかもしれない。

 

ともあれそんな気持ちをごまかすため、フランスに研究しに戻ってからの肥やしになりそうなことをやらねばと焦る。

 

論文執筆だって今のうちにやらねばならないし、普段研究室に吸い取られている時間を使って他分野についての勉強もできるし。

 

ただ実家にいると長くまとまった時間が取れないせいか集中力に欠ける。

 

そもそも今研究に関連した何かをやってもすぐにはお金にならないではないか、フランスのアパートの家賃やらのために今すぐ欲しいのに。

 

などと言い訳しながら日々生きているのに辟易してきた。

 

論文執筆、数冊読了というゴールはあるので日々小さい目標を立てよう、仕方ない。

 

落ち込んで物思いにふけ続けても、周りの状況は勝手に良くなってくれないんだ。

 

悲劇のヒロインになるのは諦めた。

 

ヒビの入ったアイデンティティの欠片が刺さって、心が泣いている。

Re:昨日の電話越しの君へ

君が求めるものは一体何だったんだい?

 

理想の偶像を私と重ねて、でも少ししか一致しなかったから興味が失せたのかい?

 

距離のせいだったのかい?

 

お金と時間で解決できるものが障害になったのかい?

 

恋愛感情がそんなことで冷めるくらいの気持ちで関係を始めたのかい?

 

もしやお試しという感覚だったのかい?

 

随分と残酷なことをするね?

 

私は君を恨まないよ

 

もちろん昨日の電話の直後は号泣して、いろんな友達に電話をして夜の2時くらいまで眠れなかったよ

 

食欲も失せたし、私の何が至らなかったんだろう、君の気持ちが冷めた理由は一体なんだったのだろう、と答えの出ない問いにずっと支配されたさ

 

勝手にどこかでくたばってろ、くらいには思うけどふと落ち着く波がくると強烈な感情は不思議とわかないんだ

 

私たちの距離のおかげかな

 

皮肉だね

 

君のせいで覚えてしまったこの感情は

 

大した思い出を伴うこともなく

 

傷だけ残して

 

いつか消えていくんだ